「人間の尊厳」とは、、、、
一般的には、「人間が人間らしくある事」を言います。
広義的に考えると、
自分らしさ、プライド、誇り、名誉、根源、アイデンティティ、
拠り所、一番大切にして来た誇りや信条、
生き方(生き様)、価値観、等も対象となります。
知らず知らずのうちに、尊厳を傷つけられるケースとしては、
幼少期での親との関係でよくみられます。
親が、子供を育てていく過程で、
親が子供の意見をくみ取れない環境で育てる、、、、
親の意見が正しく、子供の意見は正しくないという観念が親にあったりすると、
子供の尊厳はその過程でどんどん失われていきます。
例えば、子供が勉強するかしないかは、本人の責任で勉強するかしないかで尊厳がきまってきます。
日本で実践されている方がどれだけいらっしゃるかというと疑問ですが、、、(笑)
ぶっちゃけ、子供がどんな大人になっても、最終的には、子供の責任であり、
親は出来る限りサポートするのが、子供の尊厳を守る理想な姿のようです。
ただし、逆に、子供に早くから大人になる事を強要するのも、子供の尊厳が失われているとも言われていいます。
ちなみに、胎児の時代に、親が、「女の子の方がよかった」とか、言うのも、胎児はその話を聞いていますので、ご注意くださいね。
バーストラウマ・インナーチャイルドと子供の尊厳は大きく相関関係があり、
幼少期に、子供の尊厳が失われていくと、
子供が大きくなって、
何をしたらいいかわからない、自分を信頼できない、
まわりと人間関係がうまくいかない、満足感がない、
自主性のない、なにか漠然とした不安がある、
ような状況になったりします。
私の場合は、、、というと、、、、、
さて、尊厳を失わせない子育てについてです。
私の小さい時の場合は、、親の期待から、「あーせー」「こーせー」と言われたタイプでした。
親からは、
「いい成績をとって、いい大学に入って、大きな会社に入ることが、あなたの幸せなの」
と言われ続けていました。
わたしは、ほんと小さい時には、反抗心もあったかもしれませんが、
とにかく、正直というか、素直というか、ひょっとすると怖かったかもしれません、、、
親の言うことを聞く、俗にいう「いい子」でした。
上の親の言い分ですが、、、
一見、子供のためを思って言っているように見えますが・・・・・・
どうでしょうか?
どう思いますか?
子供は、親からの言葉で、
勉強して、いい成績を取って、いい大学に入って、大きな会社に入って、
「私は認められる。」と思うかもしれません。
これは、心理学的に言うと条件的愛です。
そして、その子は、その人の個性を尊重するのではなく、学歴や会社で差別されると感じるかもしれません。
こういうケースでは、親がしたかったことを強要する場合もあります。
親からしてみると、良かれと思って、やっているのでしょうが・・・・・
親が思っていることを子供に強要すると、
子供は、素直にいう事を聞いているように見えますが、
実際はいろいろなことを感じています。
今は、親から見た子育ての話をしましたが、
では、自分の小さい時を考えてみましょう。
あなたは、自分が小さい時に、親から、尊厳を失わない子育てをしてもらったでしょうか
今のあなたは、親からの影響を多分に受けています。
人それぞれ自分を思っている自分があると思いますが、
実は、人全体の意識からみれば、それはほんのちょっとです。
ひとそれぞれ、自分の大きさがあって、
小さい時の親にとって都合のいいあなたの像は、
ほんのちょっとなんですよね。
それがトラウマと感情と観念がじゃまして見えていないんです。
自分の場合は、親は、世間体がとっても重要で、自分の子供を自慢したいのではと感じていたようです。
じゃぁ、子供の事に作られた価値観を考えてみると、、、、
母親の世間は、、、テレビ、新聞、親戚、近所、学校、お友達、クラブ、ボランティア、、、
父親の世間は、、、テレビ、新聞、親戚、近所、会社、お友達、、、
このレベルの人のなかで、わたしはこうすべきと決められてきたわけです。
ここまで考えてくると、なんか、「そんなもんなの」とか思っちゃいました
親の立場からみたら、何かしらの物理的な制限、
大抵の場合はお金が主原因かもしれませんが、、、、
それがあるために、子供のころに制限をかけているとすると・・・・・・・
「もし自分は一切の制限がなかったら何をしていただろう」
「親が、とっても自由な人だったら、自分はどういう生き方をしたかったのか」
と自分に聞いてみてください♡
当然、制約条件があるからそれを選んだので、なかなか、イメージできないかもしれません。
「すべてのマイナス条件を手放したらどうだろうか」
と更に聞いてみましょう♡
病弱で、泣き虫で、好きなことが出来なかったとすると、、、
「では、泣き虫で、身体が弱くなかったら、自分は。どうだったろうか」
⇒いろんなところで、旅に出て、いろんな経験をしていたのでは、、、。
「じゃぁ、子供の頃なんであんなに気弱だったのだろう」
と考えていくと、、、、、
たとえば・・・・
平和、やさしい
⇒親に向かったこともあったとおもうけど、、、親のいうことを聞くのが自分の為といつか感じるようになった
⇒自分を見失っていた
⇒自己主張ゼロ
こんな構図が見えてきます
「では、やさしい人でなくていいとしたらわたしはどんな人」
⇒自分は、すごく目立ちたがり屋だったと思う。しきっていろいろなことをやりたかったと思う。
「もし、目立ちたがり屋でしきっていろいろなことをしている自分だとしたら、母親とどんな関係性になっているか」
⇒当初はぶつかっていたと思う。反発心が出ていたのでは、、、いい成績、いい大学、いい会社が一番、、、そして、、、子供を自慢する。
「次に、、、もし、いい大学といい成績にこだわらなかったら何をしたかった」を考えてみます。
⇒いろんなところに行きたかったし、普通の青春時代を送りたかった。
⇒自分で好きなものを選択するというのを忘れていた。
⇒得意なものは勉強、、しかも、ある限られたものだと後でわかった、、。
⇒でも、その時は、自分で修正は出来なかった。
子供の尊厳としてみると、
子供が、「親が自分よりも世間を重要視している」と感じるプロセスは、
子供の尊厳をきず付けることになります。
「世間は何と言おうと、自分のしたい人生を生きなさい」
ようは、子供が勉強するかしないかは、自分の責任で勉強するかしないかで尊厳がきまるんですよね。
傍目では判断が付かないですが・・・・・
『子供が向いているから、この方向の学びをさせてあげよう』
というのと、
『親の歩みたい人生を子供に強要している』
のは、似てますが全然違うのです。
では、ここで、
「もし両親が間違っていたとしたら」
と次に、一度、自分の父親と母親を否定します。
「この人は、ひょっとしたら、間違っていたかもしれない。」
「この人のせいで、私の人生は大きく変わってしまったかもしれない。」
という目で、親を見てみます。
この中で出る気持ちや感覚をとらえて、
「怒り」「かなしみ」「恨み」「やるせなさ」「我慢してきた気持ち」などが、
ある程度出てきたら・・・・・
感じ尽くします。
そして・・・・・
「親も人間だったんだなぁ」
というところに帰着させていくのです。
親の選んだ人生なら幸せになると思ったのに、そうじゃない、、、、
あなたの中では、親は正しくないといけなかったのかもしれません。
「親が正しいと思っていれば安心できる。」
「親に正しくあってほしい。」
という幻想があなたを支配しているかもしれません。
親が正しくないことが分かってしまうと、自分の今までの人生を否定してしまうのではないだろうか、、、、。
これを、「人間だから正しくなくてもしょうがない。」と思えるとさらに緩んでいきます。
これはだれしもあることです。
実際、親との関係性はとっても複雑で、そして、自分の人生に大きな影響を与えているんですよね。
ぜひ、みなさんも見直してみてくださいね。
2017年最大の大掃除かも(笑)。
乙女座のシーズンには最高ね♡
日本では、母親は子供を見て、父親は働くという観念があります。
そして、子供は自分では学ぶことは出来ないという観念も根強いなぁ。。。。
海外から見ると、とっても偏っているとも言えてて・・・・・
「これが自立しない子を育てることになるのです。」
そして、高校まで(もしくは大学まで)さんざぬるま湯につからせた後に、、、
会社に入って、自主性や創造性を要求されるわけです。
「たみちゃんがどんな人でも子供は立派に育つよ。」
名言ですね(笑)。
『子供に自主的に人生を選択させたい』
『子どもに自分の人生を歩んで欲しい』
『そして・・・・自分も自分の人生を謳歌したい』
って思いませんか?
自分でやるのが難しいなぁと感じたかたは、わたしのセッションを通じてやってみてもいいと思います。
トラウマ解消を進めながらやると、効果も数十倍ですよ
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ニックネームは「たみちゃん」「たみ」と呼ばれています。
自分を癒して、自己成長を目指していく過程で、ある時にいきなりおねえさん言葉を連発するようになり、それが自分の中で抑圧をしていた女性性だと知る。
その女性性の名前がたみちゃん(ちなみに、男性性はやっさん)。
それ以来、女性性・男性性というものがどのようなものかを探求していく過程で、今の独自のセッションスタイルを構築。
男性性と女性性両面を持った男性ヒーラーとして活躍中。